一畑電鉄の出雲大社前駅に戻り、フリーキップを使って松江へ。
まずは川跡〔かわと〕まで行き、
そこから「松江しんじこ温泉」行き電車に乗り換えます。
途中、車窓からはずっと宍道湖〔しんじこ〕が見えていました。
霞みがかかっていて、あまり景色はよくありません。
宍道湖周辺〔グーグル地図〕
終点の松江しんじこ温泉駅に着くと、そこからバスで20分「風土記の丘」で下車し、
田舎道を歩ることおそよ10分。
神魂(カモス)神社の入り口に到着。
この神社、実は出雲の地に来るまでまったく知りませんでした。
宿の女将さんが出雲大社よりも古い神社があるのよ、と勧めてくれたので来てみることにしたのであります。
他にもう一つ、JR出雲市駅から南に行った「須佐神社」というのも紹介して頂き今回始めて知りました。(私のガイドブックには載っていなかった)
こちらはあのスピリチュアル・カウンセラー江原さんが、何かの本でパワースポットとして紹介した神社だそうです。
こちらも行ってみたかったのですが、時間的にどちらかにしかいけないので、今回は交通の便が悪い須佐神社の方は見送って、神魂神社に来る事になったわけです。
さて、神魂神社の神域に入ると、そこにあった手水舎がなかなか風流でした。
水が竹から流れており、ヒシャクが竹をそのまま利用したものになっています。
階段を上っていった所に、本殿がありました。
この神社は、イザナミとイザナギの両神をおまつりしているようです。
神社の由来を読み終わって、神社の建物を横から見て驚きました。
小さいながら、出雲大社と同じ様な造りになっているのです。
出雲大社からも松江からも相当離れているにも関わらず、何も無い田舎の地に、こんな立派な建物がポツンと建っていることにとても驚きました。
へ~、すごいなぁ~~、、、
と暫く見とれていました。
境内には私以外の参拝客は居ず、とても静かな参拝でした。
お参りを終え下山すると、この地域を散策するルートを紹介した看板がありました。
2キロぐらいを歩いて、周辺の古い神社などを見て回るもので、次回機会があったら、是非このルートをのんびりと歩いてみたいなぁと思いました。
実はこの近くに、スサノオノミコトがヤマタノオロチを倒した後、櫛稲田姫とともに新居を構えた場所といわれる八重垣神社があり、次回はこちらも是非訪れてみたいと思ってます。
しかしバス亭からここに来るまでホントに何にも無いところなのですが、日本の神話と濃密に関わりのある場所というのがとても不思議です。
神社を参拝している間から、雨がポツポツと降ってきて、バス停に着く頃には傘が必要なほどになりました。
辺りはこの神話の地にふさわしい雨のそぼ降る景色となりました。
ひとり片田舎で傘をさしてバスを待ちつつ、また来ようと静かに思ったのでありました。
おしまい。
参考:
八重垣神社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E9%87%8D%E5%9E%A3%E7%A5%9E%E7%A4%BE
おまけ、、、
出雲からの帰りの電車で通った余部鉄橋から↓
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