2010年1月17日日曜日

彦兵衛、ひこにゃんに会いに、、、



2010年が明け、まず年頭一番に済ませておかなければならない


"ある仕事"


に取りかかったのですが、そのことについて書いていこうと思います。

それは、彦根に住むという「ひこにゃん」なるキャラクターに会いに行くという命がけのミッションです。

名前に同じ「ヒコ」を冠するものとして、一度きっちり会っておく必要があるとは感じていましたが、

なにせ相手が棲むのは滋賀県の彦根城、しかも甲冑を纏い、薄笑いを浮かべながらを振りかざしているというヤカラです。



こんなアブナイ奴には一度キッチリと話しをつけ、場合によっては成敗せねば、、、

と、正月の最後の休みを利用し、彦兵衛自ら彦根の地に赴くことになったのです。


18きっぷを握りしめ、悲壮感を漂わせながら朝暗いうちに宿泊していた名古屋を発ちました。

気分は桶狭間に向かう信長です。

しかし電車の中が暖かかったためか、不覚にもうつら、うつら、、、

ふと目を覚ますと、




な、なんと、外は一面の銀世界。




朝日が目に刺さってきます。

天が味方してくれいるのか、あるいはあざ笑っているだけなのか、

とにかくこの白い雪に、どちらかの鮮血が飛ぶかもしない事態も想定しつつ、電車は静かに彦根の地へと進んでいくのでありました。




電車が止まり、いよいよ彦根駅に降り立ちました。下りる人はほとんどいません。




車窓から見ていた通り、やはりこの地にも雪がたんまり積もっています。







上を見上げると、




彦根城へは西に1キロか、、、。

気を引き締め、駅の階段を上っていきました。


改札を抜けると、正面にポスターが、、、




さっそく「ひこにゃん」登場!

かわいい顔したってこちらはすべてお見通しなのであります。

ポスターの下に彦根城周辺のマップが。

敵に塩を送るつもりか、、、まぁ素直に受け取っておこう、と有難く敵地の概略を記したマップを頂きました。


歩きながらひと通りの配置を頭に焼き付けていると、なにやら殺気が、、、、




不意打ちを掛けてきたのか!

と一瞬身を引きましたが、窓に貼られたステッカーでありました。

ふっ、こんな仕掛けで追い返そうったってそうはいくかい、、、とちょっとドキドキしつつ下りエスカレーターに乗りました。


街中もかなり雪が積もっています。




コンパスで方向を確認し、彦根城目指して歩いて行きました。




ふと見上げると、かなたに彦根城が!!




雪に彦根城ってきれいだなぁー、、、

イカン、イカン、ヤツはあそこにいるんだ、気を緩めなくては。浮かれた気分を鎮め、ひたすら歩いて行きました。


通りでは、皆さん総出で雪かきをやっていました。




道具がしっかり揃っているところを見ると、よく積もるんでしょうかね。ご苦労様です。




市役所の前の垂れ幕のひこにゃんを横目に、彦兵衛はひたすら歩いて行ったのであります。




と、通りの先が見えてきました。




何やら神社があります。




看板を確認するとどうやら、彦根城の前にある護国神社のようであります。




ちょうどいい、ここで必勝祈願のお参りしていきますか、、、と橋を渡っていきました。




駅からの道は雪がそれなりにどけてありましたが、境内は雪が積もったままです。




雪を踏みしめつつ、本殿へ。。。

建物は簡素で立派です。身が引き締まります。






奥の屏風に、立派なが描かれており、勇気をもらえました。

こちらで二礼、二拍手、一礼のお参りを済ませました。


本殿までの石畳は雪かきがされているのですが、




横に抜ける道は雪でべちゃべちゃ。




でも灯篭に雪が積もってていい感じであります。


横の鳥居で一礼して外に出ると、眼前にはもう彦根城の石垣が!




この石垣をたどっていくと、、、




いよいよきました彦根城!!




向こうへ渡るが木で出来ていて風流です。雪ですべらないように、職員の方が雪かき、雪かき、、。


いよいよ、ヤツの居城に潜入です。




そこには、不敵な笑いを浮かべたひこにゃんが立っていました。


つづく、、、



参考:

彦根城
http://www.hikoneshi.com/castle/





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