彦兵衛、ひこにゃんに会いに、、、その弐

まず入口で言われたのが、

昨日のすごい雪がまだ積もっているため、天守閣から庭園への道が封鎖になっているかもしれないとのことでした。

しかし私はいつもの如く、ゴアテックスのジャンパーにゴアテックスの靴というなんちゃってアウトドアの装いだったので、

受付の人が頂上との通信をしている中で、

「ちゃんとした装備をしたお客さんなんだけど、どうかな、、」

などという会話が漏れ聞こえてきました。

「ははは、ちゃんとした装備だって、、、」と内心笑ってしまいました。

「キミたちのアイドルひこにゃんの命が今日終わるかもしれないのに、、、」
と目が一瞬怪しい光りを放ちました。

しかし彼らは私の訪問の真の目的には一向に気づく様子もなく、ひたすら私のことを気遣ってくれます。

結局そのルートはご自分で判断して行ってくださいとのことでした。


入口を抜けて、まずは階段を上っていきました。









あ、橋が！




これをくぐって、さらに登っていくと、










そこは雪原でした。


ココから向きを変えて、さっき見た橋を渡っていきます。









橋の上からパチリ。




うーん、なんかお城に来てるって感じの風景です。


この橋の正面の櫓(やぐら)の中も見学出来ました↓




木の匂いがして、心が休まります。


櫓内から、さっきの橋をパチリ。



先は長いので早々に切り上げて、先へ進みました。




石垣と雪のコントラストがきれいです。でも足元はかなりすべりやすく、危険、キケン。




階段を登りきったところにあった門をくぐると、




石垣の向こうに、お城が！


そして、、、






どーーん、雪の彦根城。




雪と白壁の色がマッチしていて、息をのむほどの美しさでした。

あ～、雪の日にこれて良かった、、、としばらく佇んでしまいました。

ここにひこにゃんがいるのだろうか？

でもなんかこの景色を見ているうちに心がやさしくなってしまいました。


天守閣に登る前に、右手に着見台(つきみだい)というちょっと高くなった展望台があったので行ってみました。







ベンチにこんもりつもった雪から、昨日の積雪の様子がうかがえます。

この展望台からの眺めがまた絶景でありました。







雪化粧した街の向こうに、琵琶湖や雪を頂いた山々が見渡せるのです。

写真ではその感動の1/10もお伝えできないのが残念！


南の方に目をやると、市街地が見渡せます。






中央の大通り↑は、駅から歩いてきた道です。

この見晴らし台、あまりに景色が良かったので、寒さも忘れてしばらく見入ってしまいました。


見晴らし台からの天守閣↓



さて、もと来た道を引き返し、いよいよ天守閣の中へ！







ひこにゃんとの対面なるか！！



おしまい









参考：

天守閣入口にあった、景色を図説したもの↓