こちらは秋芳洞から萩に来る途中にバスの中から見えたネコバス?
今から思うと、この先のことを暗示しているようでありました。
東萩駅の観光案内所で紹介して頂いた旅館がこちら↓
小田旅館。素泊まり3500円、二食付きで6000円で紹介しますよとのことでした。
案内所のおばさんによると、食事がおいしいと言う事なので、それなら夕食付きで4800円で無理でしょうか~?
と言ってみたところ、ちょっと笑われてしましいましたが、電話をして頂いてその値段でOKとのこと。こちらに決めました。
駅から歩いて15分ほど。
到着すると、80代かと思われる飄々としたおばあさんに出迎えられました。どうやらこのおばあさん1人で切り盛りしている模様です。
玄関に上がると、ネコが寄ってきました。現在4匹飼っているとの事。すべてもと捨て猫で、かわいそうだから拾ってきて飼っているのだそうです。
部屋に案内されると、ネコも一緒に入ってきました。ニャーゴ↓
荷物を置いてちょっと一服と思っていたところに、またまた別の一匹が、、、
ワッシは結構動物には好かれるようで、すぐに足にスリスリされてしまいました。。。
旅館でネコが部屋まで来るって、なんだか凄いとこ、まるで猫屋敷です。
で風呂に入って、本日の夕食がこちら↓
観光案内所で、
ワッシは肉は食べんけんねぇ~、
といっておいたので、ちゃんとすべて魚にして頂きました。
他のお客さんのお膳を見ると、鯛の代わりに固形燃料のコンロで焼く肉が付いていました。
ちゃんと前もっていっといてよかった!
海の幸尽くしのおいしい食事を頂き、その日はぐっすり眠りました。。。
翌日はあいにくの雨。
旅館で無料の自転車が借りられるとの事なので借りましたが、後ろブレーキがまったく効かないママチャリです。
タダほどもの高いものはない
という言葉が脳裏に浮かんできましたが、まぁええか、と小雨がぱらつく中、傘を片手に萩城跡へ出発。
ここは、面白い事に自転車に乗ったまま、城跡内をまわることが出来ました。
ひと通り敷地内を見て回り、海側に出ました。
これは日本海です。昨晩食べた海の幸も、この海から取れたんだろうなぁ~などと思いました。
海側をまわってまた城の表に戻ってきました。
ここから同じ券でまわれる毛利家の旧宅を見に行きました。
ここはあの有名な三本の矢の教えを説いたところだそうです。
城跡やこの邸宅の周りなど、さすが萩とでも言うべきか、陶器を扱うお店がたくさんあり、逐一見て回りました。
ひと通りすべてのお店を見て回った後、町の反対側にある、東光寺というお寺を見に行きました↓
こちらのお寺は、なんと黄檗宗です。
黄檗宗というと、禅宗で有りながら後期密教の影響を受けていることと、野菜の名前の元となった隠元さんで有名です。
私は京都の宇治にある、総本山の万福寺のような幾分かのアヤシサを期待しましたが、至ってふつうの正統なお寺でありました。
敷地の奥に、毛利家のお墓がある↓
お寺を見終わってたところでも、雨はふったりやんだり。
このお寺の周辺だけでも、4件の陶器屋さんがあり、すべてチェック。
この湯のみを買ったのは、
東光寺にくる途中にあった陶器屋さんでした。東光寺を見る前に覗き、帰りにまた寄って買ったという訳です。
自転車のおかげで、だいたい半日で市内を見て回れました。陶器屋さんはおおよそ20軒はまわり、萩焼の知識もだいぶたまりました。
時間に余裕があったので、昼を食べないで、いよいよ萩焼の新鋭の作家、山根清玩さんの窯に行く事にしました。
つづく、、、
参考:
ウィキペディア:黄檗宗 東光寺
ウィキペディア:萩城
萩市内地図:
http://www.hagishi.com/event/walking/walkmap.pdf
萩観光協会
http://www.hagishi.com/
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