2010年4月17日土曜日

下関陶器の旅 ≪その9≫ ~津和野、稲成神社~



大鳥居をくぐる手前に橋がありました↓




川の水がとてもきれいです。




津和野は小京都といわれるそうですが、ホントこの川は鴨川と雰囲気がよく似ています。


さて鳥居をくぐって右手を見ると、




ちょっと古そうなお店がありました。




「元祖 源氏巻き」の看板が出ています。

源氏巻きというのは、津和野の名産で鯛焼きのような皮の中にアンコが入っている細長い和菓子です。

実は萩にあった「殿様巻き」というのは津和野のこのお菓子をパクったものだそうです。。。




源氏巻きは津和野のそこここで売ってましたが、ここは"宗家"とのこと。

う~ん、そういうことなら、と一本買っちゃいました。さすが宗家、試食などはいっさい置いてません。

味の方はというと、家にもどってみんなで分けて食べたところ、試食した他のチャラチャラした源氏巻きより素朴でおいしかったです


さてお土産をリュックにしまい、鉄道の線路を左手に見つつ、




後ろを振り返って先ほどのを眺めつつ、




進んでいくと、大きな樹が見えてきました↓








弥栄(やさか)神社のケヤキ
室町前期に創建された神社にあり、樹齢540年を超える御神木で、津和野町の天然記念物に指定されている。




写真ではあまり雰囲気がでませんが、近くで見ると相当な貫禄があります。





どうやら弥栄神社の裏から入ってしまっていたようでした。


ここを出て、前方を見ると、太鼓谷稲成神社らしき入口が見えます。





左手にはのどかな川が流れています。















ど~~ん、こちらが稲成神社の入り口です。(こちらのイナリは"荷"ではなく"成"の字を使うようです。)

ふと左に目をやると、朱色の鳥居が山の上の方まで延々と続いています。




階段を上る手前に、上でお供えするアゲとろうそくを売っていたので、それを買い、

ヨシ、行くかっ!

と意を決して登り始めました。









ちょっと登ったところからの眺め↓




さらに登って、




登って、登って、、




また休憩。




登って、




登って、ようやくらしきものが見えてきました。









このをくぐると、、、




異空間が広がっていました。









朝日に照らされた人っけのない広々とした空間の中に、ピカピカに光る朱色の建物が整然と並び、




まるでキツネつままれたような、日本昔話の中に入り込んでしまったかのような感覚に陥りました。




この注連縄の大きさも半端じゃない!




境内からの風景↓









不思議なところだなぁ~、、、

と境内をひと通り歩き、下界の景色を堪能してから、また同じ山道を降りて行きました。




降りて行きました。。





階段を降り切って、

へー、ちかれた、、、


とふと横を見ると、






絵にかいたような茶店が! (まだキツネにだまされているのか!)

しかも、団子がおいてあるぞ!! (これは馬糞かもしれんぞ!)




ヨモギ餅を偏愛する彦兵衛が食べない訳ないでしょ、、、ということで、





いっただきま~~す!


ヨモギと桜餅頂いちゃいました。

激ウマでした!!

やっべーー、ちょーーうめーぞ、ここの団子ということで、、、




みたらし団子をおかわり(笑)。


そしてここで無料で出してくれたお茶がまたおいしくて、何かと尋ねると、津和野特産の豆茶だという。

じゃ、これもお土産として買っとくかと、





一袋購入してしまいました。 (210円)

これが、カフェインとか入ってなくて、煮だすと素朴で実にいい味がでるのです。(ネットでも買えるみたいです)

豆茶といっても、大豆のお茶でなく、なんかの野草のお茶でした↓

豆茶説明





団子を味わいつつ、暖かい日差しの中、客のいない茶店でしばしほっこりしてしまいました。。。





あ~、至福のとき。。。



旅はつづく、のか?、、



参考:

太鼓稲荷神社

弥栄神社

津和野の特産品販売



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