2016年10月29日土曜日

マイドフルネス



世界で一番受けたい授業

という番組で、前回マインドフルネスについてやっていました。


脳疲労がなくなり頭が冴える!
「最高の休息法」教えます!


今、この瞬間に心を置く、呼吸を意識する、

など、瞑想においてよく言われるポイントの他に、

脳を休ませる動きの瞑想のようなことを紹介していました。

それは、瞑想の姿勢で、

前で合掌、手の温かみを感じる

→合掌した手をゆっくり上にやる

→上にいった手をゆっくりと筋肉や関節の動きを意識しながら開いていく

→拳を握りながら下にやり、再び合掌する


というものでした。

これをすることで、思いやりの気持ちなどが上がるのだと解説されていました。


 
 
 



私も番組を見ながら、そして今朝の瞑想でも取り入れてやってみたのですが、すごく気持ちいいです。

特に手を合掌させ、手の温かみを感じるときに、すごく優しい気持ちになります。大いなる愛を感じるというか、、。

思いやりの気持ちが高まるいうのがすごく実感として分かりました。

これからの瞑想の中で、これをしばらく取り入れてみようと思いました。


私自身、瞑想はもう20年以上続けています。

色んな瞑想をしてきましたが、結局たどり着いたのは、

今ちまたで流行っているマインドフルネスとほぼ変わらないですね。

自分の楽な姿勢で座って、湧き上がってくる想念を追いかけない、というものです。

私はあまり形にこだわらないということが大切だと思います。

お釈迦さんは、瞑想の仕方として、琵琶の弦のようなものだと説いています。

張り過ぎてもダメだし、ゆるみ過ぎてもだめだと。

それを姿勢に当てはめるなら、寝てる姿勢だとリラックスしすぎて眠ってしまうし、

立ったり、動いているとやはり気が散ってしまいがちです。

そういう意味で、やはり座った姿勢がいいですが、

座る姿勢も、結跏趺坐とか半跏座とかあまりこだわる必要がないと私は気づきました。

あぐらでもいいし、椅子にふつうに腰掛けてもいいです。

私は最近、正座が自分に一番あっているので、正座で瞑想することが多いです。

あとは、夕方はストレッチと組み合わせての瞑想、、ま、それを人はヨーガと呼ぶのでしょうが、

自分流のストレッチ&瞑想をやっています。

瞑想の仕方として、想念が沸き上がってきたら、それを追わない、呼吸を意識するというものがありますが、

密教やゾクチェンの瞑想では、ア音を唱えながら瞑想する方法というものがあります。

ア音というのは、宇宙の原初の音だそうです。

私ははじめ、このア音を実際に唱えながらの瞑想をしたりしていましたが、

心の中で唱えるだけでもいいことに気付き、今では心の中でア音を響かせて瞑想することもあります。

あと、密教やゾクチェンにおいては、月輪やマンダラを観想するという方法がありますが、

自分には心の中にあれこれ色々とものを築くというのはあっていないのでやめました。

瞑想を始めたころ、色々な光やマンダラのような原色のカラフルな模様、図形をよくみました。

おぉ~、すげぇ~、キレイだなー、、と思って図形の細部などを良く見ようなどとしていました。

私は、宇宙の本源、心の原初の境地というのは光だと感じていますが、

光を対象としてみているうちは、まだ光から離れている状態なのだとあるとき気づきました。

ちょうど登山に置いて、山を対象化してみているうちは、まだ山に登っていない状態というのと同じです。

そういう光の体験にこだわるのをやめました。

だからどう、という訳ではないのですが、結局マンダラなども、ある人の宗教体験の中で感得された光イメージなので、それに固執することもないのかな、と思ってます。


あと、ゾクチェンの伝統においては、空の瞑想というのがあります。青空を眺める瞑想です(太陽をみてはだめですよ!)。

青空を眺めていると、心の中に広大な青空が写って、どこまでも広がっていく感覚になることがあります。

心も本来、この青空のように広大な広がりをもっているんだなぁ~と実感することがあります。

本来心は、青空のような広がりをもっているのに、自分で敢えて、曇り空の下、雨雲の下に留まったり、嵐の中に留まることを選択したり、、

と空を区切って狭い心の中で生きているのかもしれないな~、なんて思うことがあります。

曇りの日も、雨の日も、夜だって、太陽は燦然と輝いているんですよね~、、。

青空の瞑想も私は好きです続けてますね。

ただ、曇りの日にやると、なんだかどんよりした気分になり、嵐のような日にやると、なんだかイラついた気分になるので(笑)、注意が必要かもしれません。

穏やかな、青空でやるのが一番いいようです。。


さて今回の番組、講師として出ていたのは、

日本とアメリカで医者としての免許をもって活躍される久賀谷亮という方でした。

 マインドフルネスに関する本を出しているようで、

今回、動きの瞑想に新しい発見があったことと、

科学的な(精神医学的)知見から瞑想がどのように捉えられているのか興味があり、読んでみようと思ってます↓
   
 
 
 
 世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
  

 
 以下、アマゾンの説明↓ 

【「脳疲労」がすぐ消えて、頭が冴える】

「疲れがとれない…」こんなに休んだのになぜ?――アイドリング状態でも勝手に疲労を溜めていく脳には「科学的に正しい休ませ方」があった!

 集中力や行動力を高める究極の休息メソッドを、イェール大で学び、米国で18年診療してきた精神科医が明かす。
 


あと、マインドフルネスに関しては、

やはりEテレのサイエンスゼロアンコール放送でやるので、

興味のある方はぜひご覧ください!

よくまとまっていて、いい番組でしたよ↓。

 
新・瞑(めい)想法 “マインドフルネス”で脳を改善!

20161030日 放送


 
以下、番組HPより↓

今、めい想が大ブーム!
 
宗教性を排除したことで、「マインドフルネス」の名で世界中に広まっている。
 
ビジネスの世界では効率をアップさせると大人気。さらに医療の現場では、うつ病の再発防止などでも応用されている。
 
その理由は、最新の脳科学により、わずか数日の実践で脳が改善することが分かってきたためだ。
 
番組では簡単に実践できるマインドフルネス法もご紹介!
 
脳が劇的に変化を遂げ、ストレスから解き放たれる秘密に迫る!(2016年8月21日放送分)

 

瞑想が世界的にこうして取り上げられるということに、とても感慨深いものがあります。

こういう時代になってきたんですね、、。

こんなに手軽に幸せな気持ちになれる方法があるのに、大麻吸ってる場合じゃないですよ、、、(笑)

またこれについてはいつか書きましょう。

瞑想・マインドフルネスの紹介でした!












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