2008年8月20日水曜日

バイオラバー ~博士の異常な健康より(最終回)

博士の異常な健康から最終回として、バイオラバーなるものを取り上げておきたいと思います。

これは、ウエットスーツの世界的なメーカーである山本化学工業というところから出している製品で、以下に注にあった製品説明を引用します。

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バイオラバー:
山本工業の製品。純度の高い石灰石を主成分とした合成ゴムに、人体に最もよいとされる貴金属やカーボンを配合し、シート状にしたもの。特徴的な構造として、ミクロのハニカム(蜂の巣)状となっており、気泡のひとつひとつがバイオラバーの優れた特徴を引き出すポイントになっている。人体に好影響を与える波長を持ち、体内物質の活動を活性化させる。
(p.302-309)

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この製品のすごいところは、単に身体に“好影響”を与えるだけでなく、なんと癌細胞を殺してしまう効果があるらしく、日本やアメリカの癌研究所において既に実証されているという。

以下は博士の本からの引用です。


----------『筋肉バカの壁:博士の異常な健康Part2』---------

(前作『博士の異常な健康』で取り上げたバイオラバーの記事は、)俺の好奇心から始まった実体験をもとに、素材の説明から、開発秘話、電磁波被害の現状と国の対応、そして、実際に大手新聞各社にも取り上げられた「ガン治療に効果」の文字がうたれた記事を引用し、その背景など細部に渡って入念に原稿を仕上げた。

前作の出版後、06年10月5日と7日には、日本臨床眼科学会でも眼病の改善に効果のあることが認められた。

また、07年2月23には、バイオラバーを使った、ガン死滅の治療方法が、再びASCO(米臨床腫瘍学会)で承認を受けた。


がん細胞減少に特殊素材が効果、米がん治療学会承認

化学メーカー、山本化学工業(大阪市生野区)は、同社が開発した特殊素材『バイオラバー』をがん細胞の近距離に置くと、がん細胞が減少する実験データを得られたことを明らかにした。島博基・兵庫医科大学教授(泌尿器科)の研究で確認され、このほど開かれた米国がん治療学会で正式承認された。

実験はフラスコ内と生体(ヌードマウス)内で実施。フラスコ内で培養した前立腺がん3種類の細胞の上下にバイオラバーを置き、がん細胞の減少量を調査。8日間でがん細胞が約37~83%減少した。

米国で抗ガン剤の原料の腸管内物質「酪酸ナトリウム」を前立腺がん細胞に投与した場合は1.3~81%減少で、バイオラバーの方が減少率が高かった。バイオラバーと酪酸ナトリウムを併用した動物実験などでは、がん細胞の死滅が確認された。バイオラバーは高純度の石灰石から作るラバーに貴金属などを混合して作る。遠赤外線を発し、人の細胞の活動を活性化させる働きがある。

(07年3月6日 毎日新聞夕刊より引用)


今のところ日本では健康グッズでしかないバイオラバーだが、山本化学工業では、日本の厚生労働省にあたる米国のFDA(米国食品医薬局)に、医療器具として認可申請している。この臨床が全て揃い、内容に間違いないというFDAのチェックをとおったら、日本よりも先に、米国で医療器具として認可される。そうなれば、何よりの追い風となるだろうし、日本での認知度も高まるであろう。

(p.302-304)

----------引用終了----------------


本文によると、すでに先進的な病院などではこのバイオラバーを採用しており、ベッドの表面に張るなど様々な使い方がなされているという。ただし値段が高いことがネックのようです。

副作用のある投薬や放射線療法のほかにも、このような製品があるということをガン治療の選択肢として視野に入れておきたいものです。

自分がガンになったら、博士も愛用しているというバイオラバーのチョッキ買っちゃうかも知れません。


参考:

水道橋博士(浅草キッド)
『博士の異常な健康』アスペクト2006
『筋肉バカの壁:博士の異常な健康Part2』アスペクト2007

水道橋博士のバイオラバー応援サイト
http://www.asakusakid.com/bio-rubber/index.html

山本化学工業
http://www.yamamoto-bio.com/yamamoto_j/medical.html

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