2010年2月21日日曜日

ホットケーキをメリケン粉から作ってみて分かったこと



最近朝食は、ウチで取れるミカンを1,2個あるいは、朝食を抜くというのが定番になってましたが、

なんとなく日曜日ということもあってラジオの音楽の泉でも聞きながらホットケーキを焼いてみたくなりました。

しかしホットケーキミックスがないので、家にあるメリケン粉(薄力粉)でホットケーキできないものか、、

とネットで情報を検索してみると、出来るんですね。


当たり前というか、パン系なのだから小麦粉から出来て当然ですよね。

しかし私の頭の中には、

ホットケーキ = ホットケーキミックスから作る

という黄金の方程式が成立していて、ホットケーキミックスがないとホットケーキが焼けないと思い込んでたところがありました。

どのHPでも分量はおおよそ、

薄力粉 100g
砂糖 30g
牛乳 1/2カップ
卵 1個
ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
塩 少々

といった感じでした。

家に牛乳はないので、これは水で代用しました。

この分量で混ぜて、キジをちょっとなめてみるとあま~~い

砂糖30gといったら、大匙で2、3回ドバッといれた感じです。(今回はきび糖というブラウンシュガーを使いました)

そうか、ホットケーキミックスもかなり甘いですが、あれにはこれと同じかそれ以上の砂糖が入っていたんだなぁと、驚きの発見でした。


焼いてみると、結構ホットケーキらしくうまく焼けました。

なんだ、ミックスなんてわざわざ買わなくても、ホットケーキ焼けるのね、と実感。

ただ牛乳の代わりに水で作ったので、コクがなくあっさりしたものになりましたが。。。

しかし焼きあがったホットケーキは、キジのときはあんなに甘く感じたのに、甘さをまったくといってもいいほど感じませんでした。

ということは、市販の菓子パンなんかの甘く感じるほどの砂糖の量といったら、凄まじい量になるんだろうなと想像します。

恐るべし、市販品であります。

考えてみると、缶コーヒーや清涼飲料水などでも、あの冷たさであの甘さを出すには、信じられないほどの砂糖を必要とします。

自分で水に砂糖を溶かして実験してみると実感出来るのですが、

こうして市販のジュースなどにどの位の砂糖が入っているかがわかると、あまりああいう類のものは飲めなくなります。

自分でやってみると色々なことが分かってきます。

そして既製品の恐ろしさがよく見えてきます。

中国餃子事件に限らず、あまり出来合いのものは食べない方がいいというのがよくわかります。


さてこの食品関連で、本日、面白い本を借りてきました↓


食べ物を変えれば脳が変わる (PHP新書)



これはコンビニに立ち寄った時に書架に置いてあったもので、私はその題名に引かれてパラパラと読んでみました。

内容が今までこのブログに書いてきたこととも通じるようだったので、本日図書館で借りてきたという訳です。

さっそく興味のある章から読み進めたのですが、とても読みやすくどんどん読めてしまいます。

どのようなものが=体にいいのか、何が脳によくないのか

鉛や水銀、カドミウム、アルミなどの体内の濃度と、子供の学習能力、IQ、多動性などの統計的な優位性が証明されているなど、興味深い報告が色々ありました。

これほどハッキリ結果が出てるというのは凄いなぁと思うとともに、日本は欧米ほどこれらの危険性が認識されていないというのもまた驚きであります。


またこの本は、単にそれらの危険性を指摘するだけでなく、


それらを取り除くためにどのようなものを食べたらいいのか、何を食べると解毒できるかなども書いてあり、とても参考になります。

基本的には、添加物が入っているものや出来合いのものを食べない(食肉や養殖魚を含む)、野菜や果物を多く食べる、ということのようです。

野菜や果物にはこういった金属類を輩出する働きがあるそうです。


この本は子をもつ親や、あまり体調がすぐれないひと、年配の方などは一度読んでみる価値があるのではないかと思います。

以下に目次を載せておきますので、興味のある方はざっとでも見てみてください。


エドガー・ケイシーは、「人は食と思考によってつくられる」と述べていますが、最近よくこのことを実感します。

食・運動・睡眠、そして想念の習慣は、毎日のことだけにホント注意していきたいな、と思います。











おしまい



参考:

生田 哲 著 (2008/10/16)
食べ物を変えれば脳が変わる (PHP新書)

アマゾン内容紹介

脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。例えば青魚を食べること、コーヒーを控え目にすることだ。

サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなる。水分を除けば、脳の四分の一はDHAなのだ。妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。さらにDHAは、うつの改善やアルツハイマー病予防にも効果があるのだからすごい。

一方コーヒー依存になると、「アデノシン受容体」が増えてカフェインへの耐性が強まり、少量のカフェインでは興奮できなくなる。するとさらに大量のコーヒーを飲むことになり、やがて脳や副腎が疲弊してゆく。

その他本書では、集中力や記憶力を高める食べ物や、脳をダメにする物質(鉛や水銀など)とその解毒法など、薬学者が脳と心にいい食事、悪い食事について、治験による裏付けを明記しつつ平易に解説する。読んで本当によかったと思える一冊


内容(「BOOK」データベースより)

脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。例えば青魚を食べること、コーヒーや白砂糖を控え目にすることだ。サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなり、さらにうつの改善やアルツハイマー病の予防にも有効。妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。

一方コーヒー依存になると、脳や副腎が疲弊してしまう。白砂糖をとりすぎると血糖値を乱して精神を不安定にする。本書は脳と心にいい食事、悪い食事について、治験による裏付けを明記しつつ平易に解説する。


生田 哲

1955年北海道函館市生まれ。東京薬科大学卒業。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティオブホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員を経てイリノイ工科大学助教授(化学科)。

薬学博士。アメリカで遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で、精神や心のはたらきを物質レベルで解析し、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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