2010年2月8日月曜日
Let's アラ探し!
私は魚はほとんど圧力鍋で調理します。
あの骨のごっついアジの干物なんかでも、10分も圧力鍋で調理すると、頭からしっぽまで全部美味しく頂けてしまいます。
ということで、スーパーの鮮魚コーナーではわざわざ骨のついているアラを探します。
安い、美味しい、ヘルシーの三拍子です。
よく置いてあるものとしては、シャケや真鯛ですが、
前から欲しいなぁ~と思っているブリってなかなか置いてないんですよねぇ。
でもブリを醤油・みりん・お酒に浸して大根と一緒に圧力鍋で煮ると、メチャクチャ美味しいブリ大根ができるので、
いつもスーパーの鮮魚コーナーに行った際は鵜の目鷹の目で探していました。
そんな折、先日買い物に行った際に、いつもと違うルートを通り、よく寄る八百屋のとなりの魚屋をのぞいてみました。
ここはいつも威勢のいいお兄さん方が、大きな声を張り上げて魚を売っているところです。
そういえば、前ここにアラが置いてあったような、、、
そんな記憶をたよりに久しぶりにお店に入ってみました。
すると、、、あるわ、あるわ、
ブリをはじめ、シャケやなんやと、白いトレーにあふれんばかり詰め込まれたのが、200円とかで売られていました。
よっしゃーー、これだよ、俺が待っていたのは!
ここぞとばかり、ブリをはじめ、何種類かの魚のアラをGET!
帰ってすぐのお昼は、さっそくシャケのアラを圧力鍋で柔らかくして、スパゲティーに投入。
うーーむ、うまい、うまい。
アラといっても、けっこう身が残っていて、しかも骨の周りの身は程よく脂が乗っていて実はとてもオイシイのであります。
残りは数回分に分けて冷凍庫に保存しました。
夜は当然ブリ大根!
材料をぶちこんで、ものの10分で出来てしまいました。
これまたウメーー。
これゃ圧力鍋を持っている人の特権だな、と頬を緩ませながら思ったのでありました。
もともと圧力鍋を使おうと思ったのは、ダラムサーラにいた時がきっかけでした。
標高が2500mほどだったか、お米は普通に炊けないので、どのチベット人の家庭でも圧力鍋〔プレッシャークッカー〕で調理していました。
そのときは私も当たり前に圧力鍋を使っていたのですが、日本に帰ってきてから、
アレ、別に地上だからって一気圧100℃で調理する必要ないんじゃないか?
とふと思ったのです。
圧力を逃がさなければ、効率よく調理できるし、これを地上で使わない手はない、という結論に至ったのです。
いまや、ほとんどの調理は、圧力鍋です。
最近は、圧力鍋にフリースをかぶせて、圧力鍋+シャトルシェフの機能を備えるようになりました。(プレッシャーシェフか?)
スパゲティーの麺をゆでるのは、いまはシャトルシェフを使って、1分の加熱+10分保温をしていますが、
もしかしたら麺をゆでるのも圧力鍋で超短時間で出来ちゃうんじゃないかと秘かに思っています。
(私が使っている麺は全粒粉の麺、米でいう玄米と同じなのでふつうの麺よりは多少時間がかかるのです)
そうすると、少ない水で調理できるので、シャトルシェフよりも短時間、省エネルギーで麺をゆでることが出来るのではないかと思うのです。
(実際圧力鍋の説明書には、マカロニの項目があったので、たぶん麺もイケル筈!)
今度スパゲティーを作るとき、ためしてみようと思っています。
ということで、この前買い物に行った時の教訓は、
餅は餅屋、魚は魚屋、
アラ探すなら、魚屋で!
でありました。
おしまい
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