2009年9月18日金曜日

視力をよくする ②



ここで視力を良くするとは、近視に関してですが、

眼にとってどのようなことが良いのか、悪いのかという基本事項を理解して頂ければ、他にも応用できると思います。

結論から申しますと、まず目を悪くするには、、、

近くの物を、暗い所で、じっと見続ける。

眼も他の体の部位と同じで基本は筋肉によってレンズを調整しています。

従って、近くのものを見続けたら、筋トレと同じでその焦点距離で筋肉を保持するようになり、遠くに焦点が合わなくなってきます。

また暗いと網膜に映る像がぼやけるので、レンズは明るい時よりさらに近くを見るような状態を強いられるようです。

逆に、目の悪い人が遠くを見るときに眼を細めたり、また5円玉の穴から風景や文字などを見ると良く見えるように、

明るくして直前でスリットのような小さな隙間を通してみるようにすると、同じ近くを見ていても眼のレンズをそれほど使わなくても焦点が網膜で合うようです。


以上のことを頭に置いたうえで、基本は以下のようになります。

暗い所で、近くのものを、じっと見続けない。

私が常日頃している眼のトレーニングは、、

眼の体操
(上下左右・斜め四方の凝視、眼球を回す:朝晩、あと本を読む前後など眼を凝視しがちになる合間にもやります)

首回し運動(朝、晩)

視力検査表をテレビの近くに置き、小さい記号を凝視する。(二日に一回)

④本を読む、パソコンの画面を見るときは、少なくとも40cmは離し、百円ショップで売っている穴あきサングラスをかける。

⑤寝る前に、熱い蒸しタオルで目を温め、ついでに目や目の周りのツボをタオルの上から刺激する。

⑥寝る時はフリース製のアイマスクをして眼球を温める




以上が大体私が眼に関して特化してやっていることです。

しかし眼も眼単独で存在しているわけではなく、

心の状態や体全体の影響を受け(たとえば落ち込んでいるとき、病気の時は視力が落ちます)、

逆にまた眼の状態が体や心に影響を与えます(視力が悪いと首や肩にきて、頭痛もします。視界が常にぼやけていると心も晴れません)。

従って本当は心と体も含めた全人的なアプローチが正しいのでしょうが、一応上の6つのポイントを眼によい習慣として挙げておきます。

この中で特に効果があると感じたのは、①、③、④、⑤です。

この先、順次一つひとつに関してもう少し詳しく述べていきたいと思います。



続く、、、



2 件のコメント:

なんじゃもんじゃ さんのコメント...

65歳になった現在も、読書の時、明るくはしますが、眼鏡を掛けずに本を読んでいます。
自分でも、かなり注意していました。

視力の他、網膜・視神経・レンズ白濁等とかの目の機能も含めて、若い頃より目と言うものの重要性をもっと認識して考えるのが良いとのではないか感じています。

筋力の固定化などによる視力の問題の他に、
本を読んだり、テレビを見たり、パソコンをしたりするとき、

習慣的に効き目のみで解読・認識するようになっていき、両目のそれぞれの視力の調節能力の差が付く様になり、ハッキリと両目で見るとき、ボヤケ・疲れなどを発生させて行くように感じます。

更に、加齢と共に、生活習慣として、心筋梗塞・脳梗塞などに代表されるような血液・血管に対する障害の影響が、血管が細いが故に、緑内障などの視神経の死滅・網膜の異常等等の症状に拠り視力も落ちるし見えなくなって来ます。

加齢・血流による全般的な機能低下に対しては、⑥は特に有効の様に感じます。
かなり改善が見られたので、夏場は、ちょっとサボっていますが。

彦兵衛さんが身近な所で指摘されている6項目の物の他に、やはり、食生活・生活習慣を意識して考えるのが良いのではないかなと感じます。

彦兵衛 さんのコメント...

なんじゃもんじゃさん、コメント有難うございます。

確かに紫外線と加齢によって網膜の感度が悪くなっていくことがあるようですね。

紫外線が強くなるこれからの時代、サングラスは必須アイテムになってくるかもしれません。

効き目の問題は、視力検査表の凝視を片目ずつやっているとすぐにわかると思います。

眼っていつも両目で見ているから、片方だけ悪くなっていても案外気づかないんですよね。これは結構コワイことです。

また血流ということも視野に入れると、おっしゃる通り、食習慣や運動も含めた体全体の健康を考える必要がありますよね。