2009年7月15日水曜日

お酒 ~その3~



前回、お酒のカロリーについてのことを書きましたが、

先日ネット上のニュースで次のようなものがありました。

-----------------------------

粗食は長寿、がん・心疾患・糖尿抑制…サルで実証


 カロリー摂取量を大幅に減らすと、がんや心疾患、糖尿病など加齢に伴う病気の発症を抑えられることが、アカゲザルを使った20年間の追跡調査で明らかになった。

 霊長類で、こうした効果が実証されたのは初めて。米ウィスコンシン大などのチームが、10日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 チームは、7歳から14歳の大人のアカゲザル(飼育下の平均寿命27歳)を30匹使って、1989年に研究を開始。94年には46匹を追加した。

二つのグループに分け、片方のカロリー摂取量を30%減らし、血圧や心電図、ホルモン量などを測定。死んだ場合は、解剖で死因を詳しく調べた。

 カロリー制限しないグループでは、5匹が糖尿病を発症、11匹が予備軍と診断されたが、制限したグループでは兆候は見られなかった。

がんと心疾患の発症も50%減少した。また、は加齢とともに、萎縮(いしゅく)することが知られているが、制限したグループでは、運動や記憶などをつかさどる部分の萎縮が少なかった

 白沢卓二・順天堂大教授(加齢制御医学)の話「カロリー制限が、長寿や高齢者の認知機能維持にも役立つ可能性を示すもので、大変興味深い

(2009年7月10日14時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090710-OYT1T00650.htm

-------------------------


やはり昔からいわれているように、腹八分がいいのでしょうね。

しかしいままでお腹いっぱいたべていたのを腹八分でおさめるというのは、なかなか難しいように思います。

そういった場合はどうすればよいのでしょう、、、

私は次の順で効果があると思います。

菜(繊維質)を多く取る。

(特に夏は暑いので生野菜をたくさんとるのがいいみたいです。あとはみそ汁にいろんな野菜を入れたり。また前にあげたオカラを食べるようにすると、腹もちが極めてよいです。あとは玄米とか。

最近教えてもらったのですが、エリンギとナスを細長く切ってごま油で炒め、醤油1お酢2酒2で少し蒸すと、超カンタンで極めておいしい一品ができることを知りました。適度な酸っぱさが暑い夏にぴったりです。)

② 肉・乳製品を魚や大豆にする。

(動物の体温は人間より高いので人体では動物の脂は固まる傾向にありますが、魚の脂は人体内でさらさらです。前にも取り上げたように、魚は脳にも良いようですし。

また牛乳のかわりに豆乳にするという手もあります。牛乳の弊害は何度もとりあげてきましたが、豆乳にカスピ海ヨーグルトの菌を入れるてつくると、クリーミーでかなりおいしいヨーグルトができます。自宅で何度も作れます。)

③嗜好品・加工食品をへらす

(お酒や砂糖菓子、パン、揚げた物などを毎日はとらないようにする。食事は楽しむためにもあるので、こういうものはたまに食べて幸せを感じる程度がいいのかな、と私は考えています。)


肉食に関して、

先日私がよくみる船井幸雄さんのHPに次のような文章が掲載されていました。

---------------------

肉食は健康にも悪いばかりか、地球環境にも重大な影響を及ぼしているということを、子供たちに判りやすい言葉と表現で教えれば、

この授業をきっかけに肉を食べるのをやめる子も多いだろう。母親たちも、あえて肉を食事に盛り込むことは控えるだろう。 

スーパーなどで食肉商品として陳列されてしまうと想像もつかないが、牛豚の処理の仕方は極めて残酷なものだ。 

牛の場合は、まず「電撃銃」で眉間を撃って気絶させる。次に針金を差し込んで脳細胞を破壊してから首を切り、放血させる。

この時点では牛は死んでいない。心停止が起きてしまうと、血液の循環が止まって放血ができなくなるからである。

牛は数も少ないし暴れると大変だということで気絶させてから放血するそうだが、豚は数が多いので気絶すらさせないという。殺される時にはものすごい叫び声をあげるそうだ。 

平成15年度の推計によると、一年間で殺処分された犬猫の数は約44万匹だが、それでもひと頃よりかなり減ったらしい。実験用に払い下げられる犬猫の数も激減し、平成18年にはついにゼロになったと言われている。ただし、動物実験が廃止されたわけではもちろんない。 

実験に使われる動物たちの場合、むしろ食肉に回される動物たち以上に地獄的な苦しみを与えられると言ってよい。人間の勝手な都合による医学的データ(しかもほとんど何の意味も持たないという)のため、今日もモノを言えない動物たちが悲鳴を上げている。 

子犬の足を繰り返しハンマーで殴って打ち砕くという実験もあるそうだ。「心理的ストレス状態を引き起こすため」だという。両目をえぐり取り、動かぬように固定した猫に、死ぬまで脳に電気ショックを与え続け、「神経の反応を調べる」という実験もある。こうしたことが、医学の名のもとに行われていることを、ほとんどの国民は知らない。 

ここで言いたいのは、こんなことをしていては、「ミロクの世」など永遠に来るわけがないということだ。命ある動物を人間たちの都合で大量に殺戮(さつりく)しながら、精神性の高い、平和で住みよい社会づくりをしようとしても、上手くいく道理がない。 

「国家の偉大さや、道徳的水準は、その国で動物たちがどのように扱われているかによって判断できる」 インド独立の父、マハトマ・ガンジーの名言である。 

動物の扱われ方という観点から見ると、今はむしろ日本より欧米の方が進んでいる部分もある。日本はその意味で、「道徳的水準が低い」どころか「後進国」である。

私には、最近起きているBSE、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザといった一連の騒動が、人類に早急な気づきを促しているように思われてならない

船井幸雄のいま知らせたいこと2009年7月10日
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=200907003


---------------------


どこまで本当なのかわかりませんが、かなり真実に近いのではないかと思います。

前にも何回か取り上げた、食に関する名著『エコロジカル・ダイエット』でもこのような動物に対する扱いがたくさん書かれています。

また、たとえば人が赤ちゃんを抱くだけで、人体内に癒しのホルモンが分泌されるそうですが、

動物を食肉にするために残虐な殺した方で処理した場合には、当然それに対するホルモンが血液に分泌されるわけで、

その肉を食べた人間が、精神的、肉体的になんの影響も受けないと考える方が難しいと思います。


最後に、スピリチュアルの視点から、前にもあげた
ルドルフ・シュタイナーの肉食と飲酒に関する見解を再び引用して締めくくりたいと思います。

----------------

酒は脳に作用して、霊的な器官を破壊し、修行が不可能になるので、酒類は一切禁じる。

肉食は禁じないが、肉食をしないと低次の性質との戦いが容易になるので、肉を食べないほうがよいということに注意するように

----------------



0 件のコメント: